【レビュー】Fast IPSパネル搭載『Pixio PX278 Wave White』 白くて高性能なゲーミングモニター

こんにちは、わいせん(@y1010ss)です。

今回は、白デスク環境と相性抜群のゲーミングモニター、Pixio PX278 Wave White』をレビューしていきます!

付属品や本体細部まで白でこだわり抜かれた、最高に美しい白モニターです。

見た目の美しさだけじゃなく、性能面も超優秀。

特にこのような人達は必見です⇩

「FPSもその他のゲームも一つのモニターで済ませたい!」「24インチFHDからステップアップしたい!」「白デスクに合うモニターが欲しい!!」

忖度抜きでレビューするので、どうぞご覧あれ!!

今回レビューする「PX278 Wave White」は、Pixio様よりご提供いただいたものとなります。

目次

Pixio PX278 Wave Whiteはどんなモニター?

Pixio PX278 Wave Whiteの重要なポイントをまとめると以下の通り。

  • 美しい白色モニター(全部で7色ある中の白色)
  • 解像度はWQHD(2560×1440)
  • リフレッシュレートは最大『180Hz』
  • Fast IPSパネル搭載(高色域、高応答速度)

解像度はWQHD(2560×1440)

WQHDというバランスの取れた解像度

FHDだと粗が目立つが、4Kまでいくと高額なグラボが必要…そんな悩みを解決してくれるのがWQHDという解像度!

実際使うとわかりますが、画質も綺麗でグラボへの負荷も少ない、めっちゃバランスの取れた解像度です。

リフレッシュレートは最大『180Hz』

リフレッシュレートは180Hz

個人的感覚ですが、リフレッシュレートは144Hzを超えたあたりから、凝視したり、よく比較しないと、その違いがほとんど分かりません…144Hzと240Hzのモニター使用したことがありますが、気持ち滑らかかな…?といったレベルでした。

なので、180HzもあればFPSなど競技性の高いゲームも余裕でプレイ出来ます!

Fast IPSパネルを採用

Fast IPSパネルとは通常のIPSパネルよりも、応答速度が速く広い色域を持つのが特徴です。

IPSパネルの多くは、sRGBカバー率99%程度だと思います。対して、PX278 Wave WhiteはsRGBカバー率135.76%DCI-P3 96.5%です。

要するに、色域がめちゃくちゃ広い⇒画質が綺麗、ということです。

さらに、応答速度は1ms(GtoG)と高速。

実際にオーバードライブMAXで使用しても、残像感は非常に少なく、オーバーシュート(エラーのようなもの)も感じられませんでした。

めちゃめちゃ優秀ですよこのモニター…

美しい白色モニター

現状、販売されているモニターの多くは黒色。白色のモニターを探しても選択肢はかなり少ないです。

なのでモニターが白いというだけでも、非常にありがたい…!

PX278 Wave Whiteはモニター本体が美しい白色というだけでなく、ケーブル等の付属品まで全て白いんです!(笑)

これには正直驚きました…!

一切手抜きをせず徹底している印象です。

詳細スペック

パネルサイズ27インチ
パネルタイプFast IPS
解像度2560×1440
リフレッシュレート180Hz
視野角H178º、V178º (CR>10)
輝度350nits (Max)
コントラスト比1000:1
応答速度1ms(GTG)
最大表示色1.07B
色域sRGB 135.76%、DCI-P3 96.5%
HDRHDR10
スピーカー搭載
サイズ614.8×461.7×210.9mm
重量4.4kg
接続HDMI×2、DP
イヤホンジャック
消費電力48W以下

開封・同梱物チェック

白くて美しいモニター本体

真っ白な背面に「Pixio」のグレーのロゴがめちゃくちゃお洒落。

付属品も真っ白

スタンドからケーブル類まで全て真っ白…美しすぎる!!

  • スタンド
  • DP1.4ケーブル
  • 電源ケーブル
  • VESAマウント
  • ネジ類
  • 取扱説明書

スタンド取付け

モニタースタンドは、真っ白でスタイリッシュなデザインが特徴的。

モニターへの取り付けは、モニターを取り出す前に行いましょう。ワンタッチで取り付け出来ます。

モニターの外観チェック

まずは正面から。

モニターベゼル部分の白さが、正面から見ても確認できます。スタンドの面積は少なく、デスクスペースの占領を最小限に抑えてくれます。

正面

モニター背面も真っ白で、モニタースタンドとの一体感が美しい。

背面

左右から見ても真っ白…

モニタースタンドの角度調節

モニタースタンドは、画面の上下の角度を調節できます。

左の画像が画面をMAXまで上に向けた時、右の画像がMAXまで下に向けた時です。

必要最低限の可動域といった感じで、そこまで広くはないです。高さ調節機能も付いていません。

最大まで上に向けた時
最大まで下に向けた時

入力端子

続いて入力端子。

モニターの入力端子は以下の通り。

  • Display Port 1.4 (180Hz) ×1
  • HDMI 2.0 (144Hz) ×2
  • USB
  • イヤホンジャック
  • 電源ケーブル用端子

注意点として、180Hzで運用したい場合はDP1.4で接続する必要があります。HDMI2.0での接続の場合、144Hzが最大リフレッシュレートとなってしまいます。

モニターの設定ボタン

モニターメニューを開いて操作するボタンは、モニター右下にまとめてついています。

一番右が電源ボタン。

左の4つのボタンを使ってメニューの操作を行います。個人的に、ジョイスティックによるメニュー操作が出来たら最高でした。

モニターアーム取付方法

モニターアームの取り付けは、付属のVESAプレートを取り付けてから行います。

ネジで4ヵ所止めるだけですが、プレートの向きが違うとネジがしまらないので、向きをしっかり確認しましょう。

VESAプレートを取り付けたら、その上からモニターアームを取り付けます。

白いモニターアームとの相性も抜群!

PX278 Wave Whiteの背面は何度見ても本当に美しい…

画質の設定

PX278 Wave Whiteの画質は、Fast IPS特有の広い色域の効果もあり非常に美しい。

私はデフォルトの設定が好みだったので、設定をあまりいじらずに使用しています。

ただ「画質調整は自分でやりたい!」という方もいると思うので、PX278 Wave Whiteで出来る、画質調整の項目をご紹介します。

設定ボタン⇒ディスプレイから、明るさなどの基本的な設定ができます。

「ブラックイコライザ」は、ゲームなどの暗いシチュエーションで視認性を上げてくれる機能です。ゲームで暗くて周囲が見ずらい時に数値を上げるとよいでしょう。

設定ボタン⇒色彩調整』からは、ガンマ値や彩度などの、色合いに関する設定ができます。

一番下にあるブルーライトフィルターは、数値を上げると画面全体が黄色寄りになり、ブルーライトをカットしてくれます。

ゲーミング機能

PX278 Wave Whiteには、画質設定でご紹介した「ブラックイコライザ」のように、ゲームをより快適にしてくれる機能がついています。

設定⇒ゲーミング設定から、ゲーミングに関する設定を行うことが出来ます。

各機能を説明すると以下の通り⇩

FreeSyncFreeSync』⇒ティアリングやスタッタリングを軽減する機能

『HDR』⇒コントラスト比を上げ、より映像を鮮明にしてくれる機能

MPRT』⇒黒挿入により残像感を減らしてくれる機能

『クロスヘアー』クロスヘアーを画面上に表示してくれる機能

『Overdrive』⇒応答速度を調節する機能

Overdrive機能と応答速度について

Overdrive機能』とは、モニターの応答速度を調節できる機能のことです。

Low→Middle→Hightの3段階の調節ができ、機能をOFFにすることもできます。ちなみに、Hightが最も応答速度が速い状態です。

「それなら迷わずHight設定でいいんじゃないの?」

そう疑問に思われる方もいるかもしれません。しかし、Overdriveにはデメリットもあり、応答速度が上がるのと引き換えに、オーバーシュート(エラー)が発生することがあります。

オーバーシュートとは、ゲーム内で視点を動かした際に、影のような黒い残像が残る現象のことです。

通常、Overdriveの設定をする際は、オーバーシュートとのバランスを見て設定しなければなりません。

検証した結果…

結論を言うと、PX278 Wave WhiteではOverdrive Hight設定で問題ありません…!

Overdrive Hight設定でも、オーバーシュートの発生は、ほぼありませんでした。(人によっては見える場合もある)

残像感は少なく、それでいてオーバーシュートによるエラーもなく、非常に快適にゲームをプレイすることが出来ます。

PX278 Wave White の良い所・イマイチな所

「PX278 Wave White」は、真っ白で洗練されたデザインが特徴で、画質や応答速度も素晴らしく、非常に完成度の高いモニターだと感じました。

実際にFPSをプレイする際に使用しましたが、残像感も気にならず快適にプレイすることが出来ました。

しいて欠点をあげるとすれば、メニュー操作が全てボタン式なのでやや操作しずらい、といったところでしょうか。

しかし、メニューはそう頻繁に使用するものでもないですし、慣れれば問題なく操作できるので、「気になる人もいるかも?レベルの話」です。

全体としては非常に完成度が高く、解像度サイズ感共に使いやすい万能モニターだと感じました。

良い所
  • モニター・付属品の全てが、ホワイトで統一されていて美しい。
  • 27インチ / WQHD / 180Hzは、FPS含め幅広いジャンルのゲームを快適にプレイ可能
  • Fast IPSパネル搭載で、高色域(DCI-P3 96.5%)、高速応答速度(GtG1ms)
  • オーバードライブによる、オーバーシュート(エラー)がほとんどなく残像感が少ない。
  • 鮮やかでクリアな画質
  • フリッカーフリー・ブルーライトカット機能搭載で目に優しい
気になった所
  • メニュー操作がジョイスティックならより良かった
  • 付属のスタンドは多機能ではないので、人によっては不満かもしれない

以上がレビューとなります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

リモートワーク中心のサラリーマン。一軒家をセルフリノベーションしながら一人暮らしをています。
おしゃれで快適なデスク環境を常に模索中!

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