こんにちは、わいせん(@y1010ss)です。
今回は、FLEXISPOTさんのエルゴノミクスチェア『OC14B』をご紹介します。
腰痛持ちの私は普段「エルゴヒューマンプロ」というオフィスチェアを使用しています。価格は10万円前後とやや高価ですが、私の体には合わず残念ながら腰痛は緩和されませんでした。
家具屋さんなどで様々な椅子に試座した経験から、椅子はただ高ければいいというものではないことを知りました。
そんな中、FLEXISPOTさんから『OC14B』という椅子をご提供して頂きました。価格はエルゴヒューマンプロの半額以下の4万6千円ほどで購入できます。
結論、座り心地はエルゴヒューマンプロよりも私の体には合っていました。
しかし、単純に全てが満足な椅子ではありません。
本記事では、『OC14B』の良い点悪い点含めてレビューしていきます。
OC14Bの特徴
特徴
- 高級チェアに多く使用されているエラストマーメッシュ+ウレタンを採用し荷重を分散
- 3段階のリクライニング機能(硬さ調節可能)
- 座面スライド機能(調整幅60㎜)
- ひじ掛け調整機能(前後上下調整可能)
- メッシュ構造で夏でも蒸れず快適
- スタイリッシュで高級感のあるデザイン
背面の素材はソフトプラスチックとハードプラスチックの組み合わせ。
フレーム部分の素材はハードプラスチックの外枠+内部はPUソフトプラスチックで背中にぴたったりとフィットする感触
通気性に優れ耐久性も高く長く安心して使用できる設計。
座面はエラストマーメッシュという高級チェアに多く使用されているメッシュ素材を採用。
座面前部太ももあたりにはモールドウレタンを使用し、太もも部分を優しく受け止める構造になっています。
OC14Bの組み立て方法
OC14Bは完成品ではなく自分で組み立てるタイプの椅子です。
組み立て自体は付属の取扱説明書を見ながら行えば一人でも問題なく行えます。ただ、座面やひじ掛けの前後など若干戸惑う部分もあったので、参考にしていただけると幸いです。
組み立て工程はどうでも良いという方は読み飛ばしてしまってください!
内容物は以下の通りです。一つ一つのパーツは段ボールや緩衝材などで保護されていました。
組み立ては付属の六角レンチのみで行えるのは嬉しいです。
取扱説明書には付属のネジにアルファベットの番号が付けられているが、ネジは袋にまとめて入っているので最初に自分で仕分ける必要があります。
同社の電動昇降デスク同様種類別に袋に詰めておいてもらえるとありがたかったです…
最初に座面部分にひじ掛けパーツを取り付けます
片側3つボルトで止めるだけですが、グラつくことなく安定しています。
ひじ掛けと座面の向きを間違えやすいので、取扱説明書とパーツをよく見て注意しながら行ってください。
次に座面裏に支柱を取り付けるためのパーツを行います。
このパーツを取り付ける際も向きに注意してください。私は一度逆向きに取り付けてしまいました…(笑)
主な調整機能ははこの取り付けた座面下のパーツのレバーで行います。
続いて座面と背面パーツを結合させます。
ボルト3つで止めるだけの簡単な作業ですが、一人だと若干取り付けずらいかもしれません。
次に、足部分に支柱とキャスターを取り付けます。
ネジなどは使わずキャスターは手で押し込み、支柱は上から乗せるように穴に刺すだけなので簡単です。
次に、先ほど作った足部分の支柱に座面部分を取り付けます。
座面がと背面のパーツを持ち上げて支柱部分に乗せる形になりますが、そんなに重くないので男性ならば一人で簡単に行えます。
ここまでくると組み立ても最終段階。次の工程で最後です。
最後にヘッドレストの取り付けを行います。
ボルト2つで止めるだけの簡単な作業です。ヘッドレストはグラつくことなく安定しています。
ヘッドレストのネジを止めたらネジが見えないようにカバーを取り付けます。
こういった細かい気配りはありがたいですね。
OC14Bを実際に使用してみての感想
1か月ほどてOC14Bを使用しての感想。
結論から書くと、しっかりとした作りで座り心地は良いが操作性にやや難ありな椅子という印象です。
ここからは、具体的な良い部分と気になった部分を解説していきます。
座り心地について
結論、座り心地はめちゃくちゃ良いです。
座面も柔らかすぎず硬すぎず、背面の形も腰を包みこむように支えるてくれるので非常に快適です。
各種調整機能を使用すれば、さらに自分好みの形に調節することができます。
内部のPUソフトプラスチックとメッシュの相性が非常によく、包み込むように体を支えてくれるだけでなく、夏でも蒸れない構造となっています。
表面のメッシュ部分も高級感があり、耐久性がありそうな印象です。
まだ一ヵ月ほどしか使用していないので実際の耐久性はわかりませんが、今のところヘタレは全くありません。
「エルゴヒューマンプロ」のランバーサポートが腰を押し出してS字を作り出す構造になっているのに対し、「OC14B」は左右から腰を包み込むように支えるする感覚です。
どちらが良いかは人それぞれかと思います。
個人的にはエルゴヒューマンプロの押し出す感じが合わなかったので、「OC14B」の左右から支える感じの方が好みでした。
調整機能について
各パーツの調整機能は高級チェアにも負けず劣らずで、満足できる内容でした。
具体的に、OC14Bには下記の調整機能が備わっています。
- 座面スライド機能
- 昇降機能
- リクライニング機能
- ひじ掛け上下前後調整機能
- ヘッドレスト上下+角度調整機能
ひじ掛けとヘッドレスト部分の調整は直感的でわかりやすくストレスなく行えました。
ひじ掛けの上下の調整は、ひじ掛け下部分のレバーを上に引っ張りながら操作します。
ひじ掛けの前後のスライド調整は、スイッチなどはなくひじ掛けを前後に動かすだけです。
どちらも簡単でストレスなく行えます。
ヘッドレストの角度と高さ調節も、スイッチなしで各パーツを手で動かすだけです。
これらの調節もストレスなく行えます。
座面の前後、高さ調節、リクライニング機能は下記画像の3つのレバーを使用して行います。
調整機能は豊富でスムーズな動きで満足な内容でした。
しかし、調節する際のレバーが操作しずらいのが難点でした。
左の写真が、座面の上下と前後を調節するレバーです。
右の写真が、リクライニングをするときに使用するレバーです。
これらのレバーを座りながら操作するには、態勢を崩しながらじゃないと操作できません。
原因は、ひじ掛けとレバーの位置関係が悪いことです。
これまで使用していたエルゴヒューマンプロは、一つのレバーでこれら全ての操作が可能でした。
個人的に、この調整がしずらい部分がOC14Bの一番の欠点だと感じました。
レバーを操作する際少し態勢を崩すだけなので、人によっては全く気にならないかもしれません。
OC14Bの良いところ・気になるところ
- 腰のホールド感が良い
- 高級メッシュ素材が使われているので耐久性が期待できる
- 調整機能が豊富
- コストパフォーマンスは良い
- 各種調整やりずらい
- 全体的な質感は10万円を超える椅子には及ばない
- 自身で組み立てが必要
今回ご紹介したOC14Bは、楽天のFlexispot公式ストアから購入できます。
5万円以下購入でき、10万円を超えるオフィスチェアにも引けを取らない機能性やデザインと質感。
気になる方は下の楽天リンクから購入できるので、一度ご覧になってみてください。
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